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退職で返却物を郵送する際の添え状テンプレートと書き方のコツ

退職後、社員証やPCなどの貸与物を郵送で返す——そのとき同封する「添え状」は、単なるあいさつではなく、受け手に中身・数量・識別情報を一目で伝える“確認表”の役割を果たします。
宛名の敬称を迷わず選び、件名で要件を一行に絞り、明細には資産番号やIDまで書く。
たったこれだけで、先方の照合作業がスムーズになり、あなたの印象も最後まで丁寧に残せます。
本記事では、すぐ使えるテンプレート(紙・縦書き・メール)に加え、書き回しのコツ、封入から発送までの手順、やりがちなNGと防止策までを一気通貫で解説。
最短で「失礼のない返却」を完成させたい方に向けて、要点だけを無駄なく押さえます。

※本コンテンツは「記事制作ポリシー」に基づき、正確かつ信頼性の高い情報提供を心がけております。万が一、内容に誤りや誤解を招く表現がございましたら、お手数ですが「お問い合わせ」よりご一報ください。速やかに確認・修正いたします。

この記事のまとめ

添え状作成の鍵は「正確・簡潔・統一」です。宛名は部署なら御中、個人名なら様。
件名は「貸与物ご返却の件」と明確にし、本文は退職日と返却の旨を端的に。
明細は数量に加えて資産番号やIDなどの識別情報まで記すことで、受け手の照合ミスを防げます。
梱包は小物の封緘・端末の緩衝・防水まで意識し、追跡できる発送方法を選択。
最後に、追跡番号の控えと梱包写真を残し、必要に応じて受領確認の一言を添えれば、ビジネスマナーとして申し分ありません。
テンプレートにあなたの情報を書き換えるだけで、退職の最終工程を「気持ちよく、正しく」締めくくれます。

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添え状の基本構成(5要素)

添え状は多くてもA4・1枚に収めます。以下の5つが基本です。

  1. 日付

  2. 宛名(会社名・部署名・担当者名/敬称)

  3. 差出人情報(氏名・旧所属・連絡先・返送先住所)

  4. 送付の挨拶と退職報告のひと言(簡潔に)

  5. 送付物の明細(数量・識別情報)+結び


そのまま使えるテンプレート

▼横書きテンプレート(A4・1枚)

【日付】2025年10月12日

【宛名】
〇〇株式会社
人事部 ご担当者様
(ご担当者名が分かる場合:人事部 〇〇 〇〇 様)

【差出人】
氏名:山田 太郎
旧所属:営業部 第2グループ
連絡先:090-1234-5678/taro.yamada@example.com
返送先:〒123-4567 東京都〇〇区〇〇1-2-3 〇〇マンション101

【件名】貸与物ご返却の件

平素よりお世話になっております。私、山田太郎は2025年9月30日をもちまして退職いたしました。
つきましては、下記の通り貸与物を郵送にて返却申し上げます。

■同封物
1. 社員証(IC)……1点(ID:E12345)
2. ノートPC……1台(資産番号:PC-2021-078)
3. ACアダプタ……1個
4. セキュリティカード……1枚(No. 98765)
5. 名刺残部……3箱(約300枚)

恐れ入りますが、お受け取りの上、相違等ございましたらご教示ください。
在職中は格別のご厚情を賜り、心より御礼申し上げます。末筆ながら、貴社のますますのご発展をお祈り申し上げます。

以上
――――――――――――――――
山田 太郎
署名(手書き可)

▼縦書きテンプレート(和文様式・任意)

令和七年十月十二日

〇〇株式会社
人事部 御中
(担当者名が分かる場合は「様」)

拝啓 秋冷の候 ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
私こと 九月三十日をもちまして退職いたしました。
つきましては貸与物を同封の通りご返却申し上げます。

【同封物】
一 社員証(IC)  一点(ID: )
一 ノートPC    一台(資産番号: )
一 付属品(AC等) 各一点
一 入館証     一枚(No.: )

お手数ながらご査収のほどお願い申し上げます。
まずは書中にて御礼かたがたご連絡まで。 敬具

差出人住所・氏名・連絡先

▼メール送付状(レターパック番号の共有にも)

件名:【貸与物返却のご連絡】営業部 山田太郎(追跡番号:LP1234-5678-9012)

人事部 〇〇様
お世話になっております。9/30付で退職いたしました山田太郎です。
本日、貸与物をレターパックプラスにて発送いたしました(追跡番号:LP1234-5678-9012)。到着予定:10/13(午前)。

<同封物>
・社員証(ID:E12345)
・ノートPC(資産番号:PC-2021-078)+ACアダプタ
・セキュリティカード(No.98765)
・名刺残部(3箱)

恐れ入りますが、ご査収のほどお願いいたします。相違等ございましたらご連絡ください。
――――
山田太郎/旧・営業部
TEL:090-1234-5678 Mail:taro.yamada@example.com


記入例(人事宛・上司宛)

人事部宛(標準)

  • 宛名:会社名+部署+「ご担当者様」または氏名+「様」

  • 文面:簡潔に返却の旨と同封明細。私情は控えめ。

上司個人宛(私物も含む返送)

〇〇株式会社
営業部 部長 佐藤 一郎 様

お世話になっております。山田太郎です。
退職に伴い、貸与物およびお預かりしていた部内物品を返送いたします。
■同封物:ノートPC/AC/社員証/入館証/部内予備マウス(1個)
私物につきましてはロッカー整理で出てきた〇〇さんのUSB(青)を同封しました。
お忙しいところ恐縮ですが、ご査収ください。ご確認事項があればご連絡ください。


書き方のコツ(迷ったらここだけ)

  • 宛名の敬称

    • 会社・部署=「御中」/個人名=「様」

    • 「人事部 御中」「人事部 〇〇様」は併記しない(どちらか一方)。

  • 件名は要点を一行で:「貸与物ご返却の件」「社員証等ご返却の件」など。

  • 挨拶は端的に:「退職いたしましたため、下記の通り返却いたします。」で十分。

  • 同封明細は“識別情報”まで:資産番号・社員ID・端末名・シリアル等。数量も必須。

  • お願いのレベル感:「ご査収ください」「相違等ございましたらご連絡ください」…過度な受領催促は避ける。

  • 日付表記は統一:西暦または和暦のどちらかで統一。

  • 連絡先は有効なもの:メール+電話の併記が無難。

  • 紙面は1枚:長文なら明細は箇条書きで視認性を上げる。


同封物リストの作り方と注意点

  • 基本の並べ方:①本人識別系(社員証・入館証)→②IT機器→③付属品→④書類→⑤名刺→⑥その他

  • 識別情報:資産番号/シリアル/ID/No.を必ず記す。

  • データ類の扱い:PC・USBのデータは会社指示に従い消去/初期化。私物データは削除。

  • セキュリティ:カード類は封筒内で小袋にまとめ、封緘する。端末はプチプチ+緩衝材。

  • 写真記録:発送前に中身と梱包状態を撮影しておくとトラブル防止に有効。


封入〜発送の手順

  1. 指示確認:会社からの返却先住所・方法・期限・同封物の指示を再確認。

  2. 明細作成:資産番号等を控え、添え状に反映。

  3. 梱包:小物は封緘してひとまとめ→大型は緩衝材。濡れ対策にビニール袋。

  4. 添え状:A4で印刷し最上部に配置(開封後すぐ目に入るように)。

  5. 宛名書き:封筒表に「返却物在中」または「精密機器在中」シール。

  6. 発送方法:追跡・補償のある手段(例:レターパックプラス/宅急便/簡易書留)。

  7. 控え保存:追跡番号をメモし、添え状PDFと同封明細・写真を保管。

  8. 到着連絡(任意):メールで追跡番号と到着見込みを共有。

梱包・発送チェックリスト

  • 返却先住所・宛名・敬称に誤りなし

  • 同封明細と実物が一致

  • 資産番号・IDを記載

  • 緩衝材・防水対策済み

  • 追跡番号を控えた

  • 添え状を最上部に入れた


よくあるNG・ミスの防止策

  • 「御中」と「様」の混在 → 宛先が部署:御中/個人:様(どちらか一方)。

  • 明細が曖昧 → 「PC 1台」だけは不可。「資産番号:○○」「型番:○○」まで。

  • 過度な近況・長文 → 返却目的が主。御礼は2〜3行で簡潔に。

  • 受領催促の強要 → 「至急ご連絡を」など強い表現は避ける。

  • データ残存 → 退職者側の責任で個人情報を残さない。会社ルールに従い消去。


受領確認の依頼文とフォロー方法(任意)

  • 控えめな依頼文

    • 「お手数ですが、受領の可否につきまして相違等ございましたらご教示ください。」

    • 「到着後に不備がございましたらお知らせください。」

  • フォローの例(到着予定日翌日〜2日後)

    • 「〇月〇日に到着見込みの返却物につき、ご確認事項があればご一報いただけますと幸いです。」

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