突然の退職で「失業保険はいつから入るの?」と不安になっていませんか。安心してください。
会社都合での離職なら、手続きをした日から7日間の待期を経て、給付制限なしで支給対象に入るのが原則です。
つまり、離職票が届き次第ハローワークで求職申込みをすれば、最短で約1か月前後で初回の入金が見込めます。
本記事では、最短で受け取るための時系列フロー、必要書類のチェックリスト、つまずきやすい離職理由の確認ポイントまで、初めての方でも迷わないようやさしく整理しました。
今のうちに段取りを押さえて、生活の見通しを早く取り戻しましょう。
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会社都合と自己都合のちがい
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会社都合(倒産・解雇・雇止め等)=待期7日だけ。待期満了の翌日から支給対象日になる。
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自己都合=待期7日に給付制限が加わる。2025年4月1日以降は原則1か月に短縮(ただし、5年で3回以上の自己都合離職は3か月)。
だから「いつからもらえるか」の差はここで生まれます。会社都合は早い!
最短でもらうための時系列フロー
タイムライン(例)
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Day 0:離職
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Day 1:ハローワークで求職申込み & 受給手続き(離職票持参)。この日が受給資格決定日。
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Day 1〜7:待期(7日)。給付対象外。
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Day 8〜:会社都合は支給対象期間に突入(認定が必要)。
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Day 24〜32ごろ:初回の失業認定日(地域で前後)。4週間ごとに認定する仕組み。
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認定の数日後:初回振込(多くは約1か月前後で入金)。
カレンダーに落とすと、「申請した週+3週間」程度で認定→数日後入金が典型。
必要書類チェックリストと手続き手順
必要書類チェック
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離職票1・2(会社から受領)
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本人確認書類(マイナンバーカード等)
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写真、印鑑、振込口座 など
(細目は各ハローワーク案内に準拠)
手続きの進め方
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離職票の受領(未着なら会社へ催促。受け取り次第すぐ動く)
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ハローワークで求職申込み+受給手続き(この日=受給資格決定日)
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雇用保険説明会の受講(案内に従う)
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7日間の待期(就業可の状態を維持)
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初回の失業認定日に来所・申告(指定日は原則4週ごと)
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数日後に口座振込(初回分)
よくあるハマりポイントと回避策
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離職票が遅い
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問題:申請が遅れ、全体が後ろ倒し。
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解決:会社へ早めに催促。どうしても遅れる場合は、ハローワークに相談(仮手続きの可否含め各所判断)。
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離職理由の区分ミス(自己都合扱い)
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問題:会社都合のはずが、自己都合として扱われると給付制限が付く/日数が変わる。
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解決:「離職票-2」の離職理由を必ず確認。会社都合(特定受給資格者等)の根拠となる事実(倒産・解雇・雇止め等)を会社に記載してもらう。
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被保険者期間の不足
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問題:受給資格に届かない。
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解決:会社都合や一定の特定理由離職なら、離職前1年で通算6か月でOK(自己都合は一般に条件が重い)。
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認定日に行けない
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問題:支給が遅れる。
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解決:事前にハローワークへ連絡して指示に従う。
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アルバイトの無申告
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問題:不正受給に該当し、返還+加算金。
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解決:就労・収入は必ず申告(就業手当等の対象になる場合も)。※制度上の取扱いは各ハローワークの指示に従う。
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受給資格の基礎知識(被保険者期間・受給期間1年など)
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受給期間(権利の有効期限)は原則「離職日の翌日から1年間」。この期限内に認定を受けながら所定給付日数を消化します。遅く始めると受け切れないことも。
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認定は原則4週間ごと。指定日はハローワークがあらかじめ設定。
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所定給付日数は年齢・被保険者期間・離職理由で決定。会社都合(特定受給資格者)や一部の特定理由離職は手厚くなる場合あり。
Q&A:初回認定日/振込日/バイトしたら? など
Q1. 初回認定日はいつごろ?
A. 受給手続き後、概ね3~4週間後に設定されるのが一般的です。
Q2. 実際の初回振込はいつ?
A. 初回認定が済んでから数日後。結果として申請から約1か月前後が目安です。
Q3. 待期7日は土日祝も数える?
A. 連続した7日でカウントされます(求職の申込み日から起算)。
Q4. 在職中に受けた退職勧奨・雇止めは会社都合になる?
A. 具体の事実関係次第ですが、倒産・解雇・人員整理・雇止めなどは会社都合(特定受給資格者)に該当し得ます。離職票-2の記載を要確認。
Q5. 2025年4月から自己都合の給付制限が1か月になったって本当?
A. はい。法改正・通達見直しにより原則1か月、ただし5年で3回以上の自己都合離職は3か月に。
Q6. 受給期間1年のカウントは?
A. 離職日の翌日から1年です。開業等での特例延長(最大3年除外)もあります。